乳がんがどのような病気なのか、名前は聞くけど詳しくはわからない。
そんな方も多くいらっしゃいます。
乳がんは、誰でもなる可能性がある病気です。
まずは乳がんについて知っていきましょう。
乳がんは、乳房のなかの母乳をつくるところ(小葉組織)や母乳を乳首まで
運ぶ管(乳管組織)から発生する悪性腫瘍です。
乳がんのリスク要因としては、まだはっきりとしたことはわかっていませんが、
その中でもいくつかの要因が考えられています。
当てはまる項目が多いからといって、必ず乳がんになるというわけではありません。
項目に当てはまるものがなかった場合も、定期的な検診が大切です。
早期発見の最大のメリットは「乳がんで死ななくてすむ」確率が高いことです。
定期検診はもちろん、セルフチェックでの乳がん発見率は60%以上とも言われています。
乳がん検診は、早期発見・治療につながり、死亡率を大きく下げます。
また、万が一がんと診断されても、早期発見であれば治りやすく、
手術であっても乳房を温存することができるなど、医療技術や治療方法も進歩しています。
乳がんが「見つかる事」が怖いことなのではなく、「知らないまま」が怖いこと。
あなた自身の体と生活を守り、あなたを愛する人たちを悲しませないために、
「自分でできること」と「ちょっと勇気があればできること」を知り、行動しましょう。